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2017-07-27 22:52:00

若泉氏の命日である27日午前、顕彰会のメンバーを中心に、一般参加者含めた約20人で墓前に花を供えてきました。参加できない方から届けられたお線香や色紙といったものも一緒にお供えしました。お参りの後、橋本会長が一同を前に「先生が沖縄返還交渉をスタートさせたのは1967年。それから50年という今年、顕彰会の起ち上げが実現した。先生の功績、業績を後世に伝えるのが我々の役目」と挨拶しました。

 

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終わって昼食を摂りながらの懇親会となりましたが、自宅を行き来するなど親交のあった歯科医師の嶋田嘉夫氏が、若泉氏は国政に出馬する予定だったという“秘話”を披露。「そのため、仲間たちと組織作りに動いていたが、いよいよという時、本人から『大役を仰せつかったので出馬できなくなった申し訳ない』と連絡がきた。その時は大役の中身については我々にも一切明かされず、先生は謝るばかり。後にそれが“沖縄返還交渉の密使”という役目だったと解って納得した」という、いまだから明かせる貴重な話をみんなに語り継いでくれました。

 

氏が政界進出に意欲を持っていたという話は、これまでどこにも書かれておらず、氏にまつわる新しいエピソードがまた一つ掘り起こされた、という感じです。こういう貴重な話を少しずつ集めていくという活動も、顕彰会の今後の重要な仕事になっていくと、メンバーみんなが改めてその意義を噛み締めることになりました。